島を数えて6852(写真:沖縄海洋博「アクアポリス」は島だったのか)
日本の島が6,852を数えることはこのブログのプロフィールのところで載せたが、その数え方について、まだ始めたばかりの今のうちにその訳を掲載しておこうと思う。
まず島とは、「自然に形成された陸地であって、水に囲まれ高潮時においても水面上にあるもの」をいう。(国連海洋法条約第121条)。
そして、この6,852という数は、昭和62年に海上保安庁から発表された数字である。なお、その数え方については下記の通りとなっている。
1)最大縮尺海図と2.5万分の1の陸図をもとに数えた。
2)周囲が0.1km(100m)以上のもの。
3)なんらかの形で本土とつながっている島については、それが橋、防波堤のように細い構造物でつながっている場合は島とし、それより広くつながっていて本土と一体化しているようなものは除外する。
4)埋め立て地は除外する。
この発表をもとに、平成元年の「第39回日本統計年鑑(総務庁(現総務省)発行」がそれまで3,922としていたものを6,852に変更した。
ちなみに、この数字には当然ながら北海道、本州、四国、九州、並びに北方領土をふくめている。
ところで、沖縄海洋博のアクアポリス(写真:沖縄島の本部町で1999年に撮影)は、果たして島だったのだろうか。
「アクアポリス(aqua polices)」とは海洋都市という意味であり、沖縄海洋博の当時(1975年)、宇宙開発や原子力開発と並んで、人類共通の開発テーマとされたのが海洋開発であった。
そのシンボルがこのアクアポリスである。このアクアポリスには発電をはじめとして全ての設備が設置され、独立した都市機能をもつ世界に誇る海洋構造物であった。
が、1993年に閉鎖され、この撮影のすぐ後に米国企業に1,400万円で売却され、2000年10月には、この本部町沖からその姿を消した。(中国の上海まで曳航(えいこう)され、現地で解体された。)
縦横約100m、高さ約30m、総工費約130億円。「水上に浮かぶ未来都市」であり、そしてもちろん、島ではなかった。
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