水没の危機にあるツバルの島々と映画「ウォーターワールド」の世界
映画「ウォーターーワールド」は地球温暖化によって海面の水位が上昇し、ほとんどの陸地が地球から消滅してしまうというSFタッチのアクション映画だが、どこかリアリティーがある。
(写真は、ロサンゼルスのウォーターワールドのアトラクションで撮影。映画のなかの人類の子孫たち、陸地がなくなった地球で、この写真のような要塞を築いて生活していた。)
地球から陸地がほとんどなくなって、人間が突然変異して両棲人間が誕生している。
(海で生まれ海で育つうちに、突然変異がおこって、耳の後ろにエラがあり、水中でも呼吸でき、足の指も水かきのようになっている、それが両棲人間だ。)
真水がないために、小便を濾過した後に、それをまた飲み、残りを小さなプランターにやったりしている。
また、着るものもぼろぼろで、食べ物もほとんどない。
陸地がなければ、真水もなく、したがって、植物も育たないわけで、そうなると生活はこうなるのだろう。
「祖先が地球をこんなにした」などと我々の子孫(まだ両棲人間に進化していない人間たち)は怒りをあらわに叫んでいる。
ところで、この映画は1995年のものだが、その後2000年にツバルは国民の海外移住を決断した。ツバルの島々などはまさに水没の危機にあるのである。
ツバルは9の珊瑚島からなる国。面積は約25.9k㎡。2006年の人口は9,652人。
ずいぶん前から、ツバルでは海面上昇が問題になっていたが、それがいよいよ島民の生活に直接的に影響を及ぼし始めた。
海面上昇によって陸地が減って住めなくなった人々。まさに環境難民である。
ツバル政府はオーストラリアとニュージーランドに移民受入を要請したが、オーストラリアはそれを拒否し、ニュージーランドへの移住もすすんでいないようだ。
陸地がないとどういうことになるのか。
今、小さな島々からSOSが発信されている。
(写真は、アメリカ西海岸の上空で撮影した陸と海の境界。)
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (9)























最近のコメント